タロットカードは【大アルカナ 22枚】【小アルカナ 56枚】からなっています。
最初はただの絵として扱われていたのですがそのうち多くの神秘主義的な思想がカードに用いられ、情報を持つシンボルが盛り込まれていったといわれています。
意味あるカードをランダムに引くとそこにメッセージが詰め込まれていてこの先の出来事が想像できたり人の気持ちが分かったり、今必要なアドバイスが得られるなどとして重宝されてきたのです。
そして今日のタイトルにもなっている大アルカナ。
大アルカナは【0愚者】から始まり【21世界】までの22枚をさしています。この大アルカナ22枚は、人間の成長の物語が描かれているといわれています。
【0愚者】は生まれたままの純真無垢な魂の状態を表し人生という名の旅を始めます。【1魔術師】では初めて成功に向けての意志や志を持ち、【2女司祭】では他人の存在やそれらとの共存を意識、【3女帝】では生命のサイクルや大地で生きる喜びを表している、など人生におけるその時々のテーマを経験し生きていく様子を流れに沿って表しています。最後は【21世界】完成の意味になり、また【0愚者】へと戻っていきます。
小アルカナと合わせて78枚で使う場合の大アルカナの存在は、重要なメッセージや運命的な出来事をさすことが多いと言われています。何が鍵になるのか、どこを大切に対応すべきかということが一目でわかると言えますね。
この後はカード1枚ずつを紹介していきますが、色、シンボル、書いてある人の表情や自然現象など細かいところまで目を向けていきましょう。その中にある情報にどれだけインスピレーションを張り巡らせることができるか、楽しみながら読み込んでいきましょう!